こんにちは。tanizo-です。
本日、6月13日はアフリカマナティーが入館して25年となります。
思い起こせば1996年は1年の1/3ほどの日数を西アフリカに滞在していたのでした。かろうじて20代だった私は毎日を必死にこなしていたように思います。調査で出会ったペットショップでしか見ることのできない魚たちやヘビ、カエルの仲間、チンパンジー、ヒヒなどの霊長類、さらには協力してくれたコーディネーターのシューマンさん、獣医のマルティノさん、50度を超える炎天下で一緒に作業をしてくれたファイさんなど懐かしい面々が脳裏をよぎります。
この時の輸送には(西アフリカから名古屋)空輸時間21時間、トラックでの時間なども含めると32時間を要しました。担架に乗せたアフリカマナティーを3交代で水をかけ続け、丸々2日間眠れなかったのも後にも先にもこの時限りです。
この出張を乗り切れた原動力は一体何だったのでしょうか?今でもふっと疑問に思います。使命感なのかな?
2014年にハルカは亡くなってしまいましたが、カナタは25年間無事に過ごしてくれました。これから先ももっともっと長生きして欲しいと素直に思います。では。
【tanizo-】