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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

新種を釣った、飼育員。

Tシャツとカットソーの違いがわかりません。

釣りバカ飼育員つじです。ひっさしぶりに釣り日記です。

僕の日記にはたびたび釣った魚の胃内容物が出てきますが、

内容物の種類が非常に豊富な魚がいます。それが、

メバルです。少しご紹介↓

ギンポの仲間。

ミミイカ。っと、色々なものが出てきます。

個人的にはメバルの胃袋は宇宙だと勝手に思っています(笑)

昨年の話ですが、2012.4.10 am5:23 大潮 

釣ったメバルの胃の中に、こんなものが、

 

右はショウジンガニのメガロパ幼生。

注目すべきは左のオレンジ色の細いヤツ。

もりたきさんに同定をお願いしたところ・・・

どうやら等脚目のヘラムシ科、ミスジヘラムシ属の一種で、

似てるのが「ホソミヘラムシ」かな~っと。

そしてそれを等脚目の専門家に鑑定をお願いしたところ・・・

ホソミヘラムシの近似種で、おそらく未記載種(論文に記載されていない)

であろうとのこと。しかし標本の状態が悪かったので、

新種とは認定しがたいとのことでした。

ちくしょー!「モリタキツジヘラムシ」になる予定だったのに(笑)

その後、もりたきさんに言われました。

「つじくんもう一回釣ってきてよー笑」

こう言われて、釣りバカ飼育員が燃えないわけがありません!

この新種を釣るシリーズ、全部で3部作にします。

ぜひ最後までご愛読ください!次回作は「新種を釣る方法」です。

 

 

 

 

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