釣りバカ飼育員つじです。
先日放卵から着定した、ミナミウミサボテンのプラヌラ幼生ですが、
着定してから14日が経過しました。
体長は約7mmとなり、触手も発達してきています。
しかし、ちょっと気がかりなことが・・・
実はミナミウミサボテンは体内に褐虫藻が共生しており、
褐虫藻の光合成で得られた養分を体内に取り込んでいます。
これは成体のポリプですが、茶色っぽいのがわかると思います。
しかし、幼生には入っていないような感じがします。
そこで、人為的な褐虫藻の導入を試みました。
まず、成体のポリプを数個切り取りました。
これをすりつぶします。(この時点でスゴイ生臭い匂いがしました)
そして、
30μmナイロンメッシュで濾して投入しました。
はたして、うまいこと取り込んでくれるでしょうか?
結果が出ましたら、また報告します。