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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ミナミウミサボテン幼生 その後①

釣りバカ飼育員つじです。

先日放卵から着定した、ミナミウミサボテンのプラヌラ幼生ですが、

着定してから14日が経過しました。

体長は約7mmとなり、触手も発達してきています。

しかし、ちょっと気がかりなことが・・・

実はミナミウミサボテンは体内に褐虫藻が共生しており、

褐虫藻の光合成で得られた養分を体内に取り込んでいます。

これは成体のポリプですが、茶色っぽいのがわかると思います。

しかし、幼生には入っていないような感じがします。

そこで、人為的な褐虫藻の導入を試みました。

まず、成体のポリプを数個切り取りました。

これをすりつぶします。(この時点でスゴイ生臭い匂いがしました)

そして、

30μmナイロンメッシュで濾して投入しました。

はたして、うまいこと取り込んでくれるでしょうか?

結果が出ましたら、また報告します。

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