皆さん、こんにちは。自称 カイメンハンターこと、にしおかです。現在へんな生きもの研究所に展示しているウミウシ達は、ほとんどカイメン類を餌にしている種類が多い為、館内の様々な水槽からカイメンを採集して与えています。色々な場所へ頭を突っ込み、カイメンを採集しているので、身体だけ出ている姿を発見した人によく驚かれます。今日は、私が撮りだめていたウミウシ摂餌コレクションを紹介したいと思います。
まず、シライトウミウシ(写真上)と
カグヤヒメウミウシ(下)が白っぽいカイメンを摂餌している様子です。
このカイメン、彼らにとって人気なようで、我先にと食べに来る個体が多く、入れるとすぐに反応し、入れたその日か次の日にはほとんど食べ終えています。
実はシライトウミウシ、他にも色々なカイメンを食べます。
この写真の赤いカイメンも食べてくれたのですが、食べ始めるまでに6日かかりました。このカイメンを入れ、5日経っても食べないので諦めていたら、6日目にカイメンの上で佇んでおり、次の日には口をつけたり離したりしながら、ちょっとずつ食べ始めていました。
白っぽいカイメンと比べ、食べるのに時間をもの凄くかけている為、不味いのかなと思いながら、観察していたら3~4日程かけて、ズタボロになるまで食べてくれました(赤丸)。
まだまだ紹介したいのですが、長くなってしまいましたので、次回に続きます。
【飼育研究部 にしおか】