本日、2月8日に孵化したパラオオウムガイB10(Nautilus belauensis 10番目の孵化個体)が無事に100日齢を迎えました。前日の姿はこちら。
孵化直後はこんな姿でした。成長した部分がわかるでしょうか(少し黒い筋ができています)
2017年10月に入館したパラオオウムガイ達が産んだ34個の卵のうち、無事に孵化したのが12個。これまでのオウムガイやオオベソオウムガイの孵化率(10%程度)と比べてかなり高い孵化率だったので、期待は大きかったのですが、やはりその後の飼育は難しく…今は3匹が残るだけとなりました。
その中で何とか無事に100日齢を迎えることができたB10。パラオオウムガイで100日越えしたのはB2に続いてようやく2匹目。まだまだこれから前途多難の予感はありますが、このまま何事もなく成長していってもらいたいものです。
【飼育研究部 森滝丈也】