どーも、釣りバカ飼育員のつじです。
さて、
先日釣ったクロダイですが、気になったことがありましたのでちょっと調べました。
44.5cmのまずまずの大型魚でした。自慢したいわけではなくて・・・(笑)
ここですこし豆知識を。
実は釣り人の間では、50cmを超えるクロダイは、「年(とし)なし」
と、呼ばれています。
要は大型のクロダイは年を数えられないほど長生きしているということの言い回しです。
じゃあ、今回僕が釣ったクロダイは何歳なのか?調べてみました。
なにをしらべるのか・・・というと、「ウロコ」なのです。
自然界で傷が付きにくい胸鰭の下のウロコを取ります。
クロダイのウロコはけっこうデカイ。
実体顕微鏡で見ると・・・
環状に細い線が入っているのがわかるでしょうか?
実はコレ、「隆起線」といいまして、1年で1本形成されます。
っということはこれの数を数えれは年齢がわかるのです。
数えると、たぶん10本。ということは、10歳。
また、矢印の間隔に注目すると、1~3本目までは幅が広いのに、
4本目以降から、狭くなっています。
これは成長が4年目くらいで収束していくのではないか?っと考えることもできます。
っということで、今回のクロダイは44.5cmで約10歳でした。
次は50cm up「年なし」を釣って年齢を数えてみようと思います。