毎年、漁師さんに生物をもらいに行っていると、いつも見かける生きものもいる中、ぷっつり会えなくなる生きものもいます。
で、久しぶりに会えた魚がいました。
それが今回紹介する【ルリハタ】です。
体色は名前の【ルリハタ】から分かるように、青色(瑠璃色)をしています。
それに、なんと言っても頭から尾にかけて黄色のラインが特徴的なお魚さんです。
以前は、ちょこちょこ漁師さんからもらっていたのですが、私的にここ数年会ってなかった気がします。
つじ君の話によれば、ちょくちょく釣りで見かける話があるそうですから、数が減っているワケではなさそうです。
そうなると…単に漁師さんの都合によるもの(漁場や捕獲方法、時期の違い?)かも知れませんね。
ルリハタは正面からみるとペラペラです。
ルリハタの注意すべき点は、体表から毒を出すところ。
それも人間には大きな影響がなく、魚には効く毒なのです。(「グラミスチン」といいまして、粘液毒です)
小さな水槽に入れておくと他の魚たちが死んでしまうこともあるようです。
ただ、この毒もルリハタが敵から身を守るためのもののようです。
さらに、見た目からすると敬遠されがちですが、食べても美味しいそうで…
機会があったら是非食べてみたいです^^(もちろんこの子は食べませんよ)
現在、伊勢志摩の海・日本の海ゾーンで、隠れキャラ的に展示おります。
シャイなお魚さんなので、よぉく探してみてくださいね。