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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

あなたに届け、タガメモリー

あなたに届け、タガメモリー

頬を通る涼やかな風。心地よい感触は私たちに秋の訪れを告げるとともに、
色鮮やかな夏への別れを知らせます。それぞれの行く夏に想いを馳せて。あなたに届け、タガメモリー。

はい、皆さん色鮮やかな夏を過ごされたでしょうか。私はタガメの茶色と緑の二色展開の夏でした。今回も何を隠そう「タガメ」です。タガメは夏に産卵期を迎えます。ということで、今年のタガメの思い出(繁殖)プレイバックです。

卵塊を守るオス

まず卵です。集合体の権化ですね。この卵で大体80個程度。卵塊が孵化するまでオスが保護します。保護期間は餌をあまり食べません。卵を守るという決意の固さ、イクメンを超えて”漢”ですね。産卵と孵化のシーンは鳥羽水族館公式YouTubeでご覧ください (リンクはこちら)。虫と集合体が苦手な方は薄目で見るのがオススメ。感想マッテマス。

 

孵化後は約2か月かけ、5回の脱皮を繰り返して成虫になります。幼虫は飛べませんが、5回目の最後の脱皮「羽化」を経て飛べるようになります。羽化直前は緑だった体色が赤くなります。

羽化直前の5令幼虫

そして羽化直後は体が柔らかく、真っ白です。だんだん硬く、茶色くなっていきます。

羽化直後の成虫

以上、タガメモリーでした。羽化後の成虫はバックヤードで元気に過ごしています。
ぜひぜひ産卵・孵化映像も見てみて下さいね。
生きものって不思議だなぁと感じていただければ幸いです。それでは。

【生物多様性保全推進室 たぬたぬ】

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