残念なお知らせです。
7月9日に最後の1個体となっていたダイオウグソクムシNo.34が死亡しました。飼育年数丸5年、これまで飼育してきた37個体の中では8番目の長さでした。
昨年、ダイオウグソクムシのクッションを商品化する企画が持ち上がった際、№34の画像が採用されたことなど(残念ながら商品化には至りませんでしたが)、いくつか印象深い思い出があります。

現在、ダイオウグソクムシは採集元の問題で、新たな個体の輸入の目途が全く立っていません。そのため、当館で2007年から続いてきたダイオウグソクムシ Bathynomus giganteus の飼育展示の歴史はひとまず一つの区切りを迎えた格好になります。
代理としてベトナム産のタイワンダイオウグソクムシBathynomus jamesi の入手を進めます(左:タイワンダイオウグソクムシ 右:ダイオウグソクムシ№34)。
ダイオウグソクムシは2007年から積み重ねてきた飼育の歴史の中で、多くの個体が貴重なデータを残してくれました。長期絶食や脱皮の記録など、貴重な知見が数多く生まれたのは、歴代のダイオウグソクムシたちのおかげです。まずは約19年間にわたって当館のダイオウグソクムシを応援してくださった皆さん、そして歴代37個体のダイオウグソクムシたちに、心から「ありがとう」と伝えたいと思います。
【飼育研究部 森滝丈也】






