先月パラオからはるばるやってきたパラオオウムガイたち。
(パラオ出張談はこちら)
現在は、先住の個体を含め11個体を飼育展示しています。
餌の日には我先にとわらわら寄ってきます。
他個体の餌の横取り防止・食べた量の確認といった目的で1個体ずつカゴの中で餌を与えるのですが、
自分の番が待ちきれず、もしくはまだ食べ足りないと言わんばかりに外から餌を狙う個体もいます。(赤い矢印)

カゴのおかげで横取りされずに済んでいます。よかったよかった。
そんなパラオオウムガイたちですが、主に餌の直後や翌日、交接をすることがあります。
交接とは、オスが精包(精子の入った袋)をメスに渡す行動です。
オスの口の左側には、この交接のために形態が変化した「交接腕」という腕があります。(詳しくはこちら)
パラオから当館に到着して数日で、2ペアの交接が見られました。

↑先住オス(No. 113)と新入りメス(No. 127)

↑新入りオス(No. 125)と新入りメス(No. 126)
活発に交接をしているのを見ると、産卵・赤ちゃん誕生への期待も高まります。
今は個体が長く生きられるように産卵頻度を抑えるため水温を低くしていますが、もう少し高くすると産卵もすると思われます。
パラオオウムガイのさらなる長期生存、繁殖に向けて飼育を続けていきたいと思います。
【飼育研究部 わかさま】






