2022年7月30日、スナドリネコにメスの赤ちゃんが誕生しました。
今回出産したのは今年の2月に「ムーン」と「シェル」を産んだ母親「パール」で、交尾行動を確認して以降、妊娠を想定し観察を続けていました。 7月11日からは、「パール」が安心して出産できるようにバックヤードの産室での飼育に切り替えていたところ、7月30日の午前7時35分にメスの赤ちゃんを1頭出産しました。
赤ちゃんは誕生してすぐ、鳴きながら動き回る様子が見られましたが、母親からの授乳がなかったため、出産当日に飼育係による人工哺育へと切り替えました。
現在、赤ちゃんは飼育係からもらうミルクで順調に成長していますが、人工哺育をしながら担当者が健康状態を見極めている為、一般公開は9月頃を予定しています。
スナドリネコの担当者は「2月に生まれたムーンやシェルのようにお客さんに愛される存在になってほしいです。」と話しています。
体長:約20cm体重:180g(7月30日計測)性別:メス
年齢:9 歳[2014 年 10 月 15 日入館 ヨーロッパの動物園生まれ]
出産:4 回目(前回の出産は2022年2月)
性格:強気な性格
性格:食いしん坊で活発
※現在、鳥羽水族館で飼育しているスナドリネコは5頭となりました。(オス3頭 + メス2頭 [今回の赤ちゃん含む])
【スナドリネコとは】インドやインドネシア・中国南部など、南・東南アジアに広く生息。水かきのついた前足を使って器用に魚を捕まえることから英名はフィッシングキャット。漢字では「漁(すなど)り猫」と書く。現在、国内では鳥羽水族館を含めた2園館でのみ飼育されている。
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