2023年3月25日に誕生したスナドリネコの赤ちゃん3頭が順調に成長し、状態も安定している事から、生後2カ月となる本日5月25日より一般公開を行います。
赤ちゃんは誕生後すぐから、母親「パール」からの授乳がありましたが、安定した育児ができるよう、本日までバックヤードで母子を飼育し、状態を見守ってきました。 生まれてすぐの頃は目も閉じていて母親にくっついて寝ていましたが、今では目もパッチリ開き、色々なことに興味を持ちバックヤード内を動き回っています。最近では母親からの授乳はほとんどなく、鶏のミンチ肉などの離乳食を食べ始めています。 3頭はとてもやんちゃで、飼育係がハラハラするほどの活発さを見せ、体重も順調に増加し健康状態も良好であることから、本日5月25日よりGゾーン「奇跡の森」で一般公開します。
なお、今回につきましては名前募集を行わず、飼育係が3頭を命名しました。 決定した名前は「メオ」、「プサ」、「チマ」で、これはスナドリネコが生息するベトナムやスリランカなどの東南アジアの国々の「ネコ」を意味する言葉にちなんだものです。飼育係は「世界各国のネコの呼び名を調べていて、ネコは古くから人と馴染みのある動物だと改めて感じました。今回生まれてきたスナドリネコたちも皆様に愛される存在になればと思いこの名前を付けました」と話しています。 是非、愛くるしい3頭のスナドリネコに会いに来てください。
母親:「パール」/年齢:9歳
父親:「サニー」/年齢:9歳
【スナドリネコとは】
インドやインドネシア・中国南部など、南・東南アジアに広く生息。水かきのついた前足を使って器用に魚を捕まえることから英名はフィッシングキャット。漢字では「漁(すなど)り猫」と書く。現在、国内では鳥羽水族館を含めた2園館でのみ飼育されている。
記事一覧へ
【オンライン参加者募集中】マナティー研究所主催「飼育の海牛祭り」のお知らせ(外部リンク)
鳥羽水族館 クリスマスイベント「トバスイ☆クリスマス2024」を開催!
オタリアの赤ちゃんの愛称が決定!
2025年版 鳥羽水族館オリジナルカレンダー完成!
YouTube「ラッコ水槽ライブカメラ」新URL設定のお知らせ