本格的な冬の到来とともに、いよいよ2022年も残すところあとわずか。12月19日、今年もトドやアザラシなどが暮らす「海獣の王国」の大水槽を念入りに大掃除しました。
今日の大掃除では掃除道具を片手に集まった飼育係8名が、日頃の掃除では落としきれない水槽周りの汚れを、高圧洗浄機やデッキブラシを使い、寒空の下で懸命に掃除しました。
水量600トンの水が抜かれた水槽の中では、岩や水槽の底を磨き上げている飼育係のすぐそばをトドとアシカがあちらこちらに動き回り、アザラシは隅でじっとしているなど、掃除が終わるまでの間、水の入った普段の水槽では見られない様子が伺えました。寒い中での水作業に加え、動物たちの動きに注意しながらの掃除は大変ですが、ピカピカになった水槽でスイスイと泳ぐアシカたちの様子に飼育係の表情も晴れ晴れとしていました。
毎年恒例となっているこの大掃除で、水槽はすっかり綺麗になり、動物たちと気持ちよく新しい年を迎える準備が整いました。
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