今年も挑戦!新米社員の新米づくり

2023年05月11日(木)

 5月は田植えの季節!

 鳥羽水族館でも5月11日に、「日本の川ゾーン」にある「田んぼ水槽」で田植えを行いました。

 この「田んぼ水槽」は太陽光が届かない屋内にありますが、稲が育つよう明るいLED照明が備え付けられている特殊な水槽です。

 鳥羽水族館では、入社したばかりの“新米社員”による“新米づくり(田植えが)”が、毎年、春の風物詩となっています。

 

 今年の田植えに挑戦したのは、3月に水中入社式をした新米飼育係の由井さんと斉藤さんの2名で、最初こそ不安定な足場にふらついていたものの、徐々に慣れてくると、遠足で訪れたお子さんに手を振るなど余裕も見られ、30分ほどで全ての田んぼに稲を植えることができました。

 今回の田植えが初めての経験の由井さんは、稲の列を綺麗にそろえて植える難しさに手こずる一面を見せるなか、以前高校の授業で田植えの経験のある斉藤さんは「泥がサラサラしていて美容に良いかも!」と喜びながら稲を植える対照的な2人の姿が印象的でした。

 2人の田植えを終始温かく見守っていたベテラン飼育係は「今年も上手に植えてくれました。この稲のように2人とも元気にスクスクと育ってくれれば」と話しています。

 今後、稲が順調に成長すれば10月頃には200gほどのお米が収穫できる予定です。水族館にお越しの際には、ぜひ田んぼ水槽を覗いて見てください。

【田んぼ水槽】

 2001年7月20日オープン 幅約3.8m×奥行き約5m 面積19㎡ [棚田の水田 2枚で約2.6㎡]

 

園児に手を振る斉藤さん

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