2025年4月6日、12日にフンボルトペンギンの赤ちゃんが相次いで1羽ずつ誕生しました。現在、赤ちゃんたちは両親のもとで、すくすくと育っています。
1羽目の雛は4月5日10時ごろ、孵化の兆候である、嘴打ち(はしうち)が始まっているのを確認したため慎重に様子を観察していたところ、6日の17時頃、無事に孵化していることを確認しました。また、2羽目の雛は12日の10時頃に孵化が確認されました。生まれた赤ちゃんたちは、共にふわふわの毛に覆われ状態も良好です。
1羽目の雛の親は「なつめ(メス・22歳)」と「チャオ(オス・13歳)」で、子育ての経験が豊富なことから、飼育係も安心してその姿を見守っています。一方、2羽目の雛の親は「おもち(メス・11歳)」と「コウ(オス・5歳)」のペアです。このペアの雛は、卵のころから別のペアが子育てを代行する托卵(たくらん)で孵化し、現在もその親たちに育てられています。
飼育担当者は「2羽ともに、無事に生まれてくれてホッとしています。水族館では4年ぶりの雛の誕生なので大事に成長を見守っていきたいです。」と話しています。
赤ちゃんは小さく、巣箱の中で親鳥に守られているため、なかなか姿を見ることは出来ませんが、タイミングが合えば隙間から赤ちゃんや、その親鳥たちの熱心な育児の様子を見ることが出来ます。
毎日12時より、Lゾーン「水の回廊」ペンギン水槽内で公開体重測定を行います。
(※雨天時は中止となる場合がございます。また、1羽2分ほどで終了となりますのでご了承ください。)
※ペンギンの雛2羽は、すくすくと成長しており魚を食べる練習を始めました。それに伴い、5月22日よりバックヤードでの飼育に切り替えましたので、しばらくの間はご覧いただく事ができません。ご迷惑をおかけしますがご了承ください。
※ただし、2羽目の赤ちゃんは托卵(たくらん)で孵化しましたので育ての親は別のペアになります。
【フンボルトペンギンについて】南アメリカ南部やペルー、チリの沿岸などに生息する体長約60cm、体重約4kgのペンギン。生後1年~1年半で初めての換羽を向かえて成鳥になり、繁殖可能となる。
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