今年6月15日に生まれたイロワケイルカの赤ちゃんに「スカイ」というかわいい名前が付きました。飼育スタッフたちは2週続く3連休に向け人気者になることを期待しています。

　水族館では赤ちゃん(オス)の名前を8月1日～8月31日まで募集し、館内応募用紙5,653通・ハガキ345通　合計5,998通という多くのご応募を頂きました。この中から飼育スタッフで審査検討の結果、母親のステラと父親のカイから文字をもらい、大空のように大きく元気に育って欲しいという願いを込めて「スカイ」に決定いたしました。ご応募頂いた名前の中で他に候補に挙がったのは、両親から文字を取ったカステラをはじめ、ソラ、ラッキーといった名前などです。
「スカイ」でご応募いただいたのは399名様で、名付け親になられた方から抽選で3名様にイロワケイルカのぬいぐるみと、今後の成長を見守っていただけるように年間パスポートをあわせてプレゼントいたします。（※当選の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。）

　現在、スカイは母親と共に元気に水槽内を泳ぎ回り、しっかりお乳を貰って順調に成長しています。
誕生時、体長70cm体重7kg（ともに推定）だった赤ちゃんは、この約3ヶ月で体長90cm体重約12kg（ともに推定）まで大きくなりました。生まれた頃は灰色だった体の色も、徐々に皮膚が剥がれて親と同じように白黒がはっきりしてきました。母親と一緒に泳ぐ姿はとてもほほえましいですが、今では一人で泳ぐ時間も増え、自分が鼻から出した息でできた泡を追いかけたり、離乳のために用意した小魚に興味をもって近づいて来たりしています。
飼育担当者は「今は皮膚が剥がれる時期なので、少し肌荒れが心配。そろそろ母乳と共に魚を食べ始める頃なので、1日も早く魚を食べられるようになって皮膚もきれいになって欲しい。そして名前の通り大空のように大きく元気に育ってくれたら嬉しい。」と話しています。

＊赤ちゃん(スカイ)は「極地の海」ゾーンにてご覧になれます。
＊鳥羽水族館で現在飼育されているイロワケイルカは赤ちゃんを含め5頭(オス3頭 メス2頭)です。

誕生時の様子はYouTubeにて公開中☆