Cコーナー 古代の海

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時の流れを超えて、ひっそりとくらしてきた 「生きている化石」たち。彼らが暮らす古代の海へタイムスリップ。

オーストラリアハイギョ

地球上に初めて生命が誕生してから今日まで、約25億年。生物は長い進化の歴史をたどり、数知れぬ動物達が現れては消えていきました。今ではその進化の流れも、化石でしか知ることはできません。
しかし、中には古代に出現し、その当時の原始的な姿をとどめて絶えることなく子孫を残し続けている動物もあります。それが“生きている化石”と呼ばれる仲間たちです。

さあ、時をさかのぼって古代の海へタイムスリップしてみませんか?生きている化石たちの神秘的な姿や、鳥羽水族館の調査隊が日本で初めて撮影に成功したシーラカンスの映像が時間の壁を取り去ってくれました。

大型水槽:2本(水量約90トン×2)に大型のサメ、及びチョウザメの仲間を展示しています。
中型水槽:横長水槽(水量約9トン)にオウムガイの仲間、L型水槽(水量約1.35トン)にカブトガニを展示しています。
個水槽:5本に肺魚などの古代魚と呼ばれる仲間を展示しています。

シーラカンスの映像

シーラカンス(映像展示)

1990年、鳥羽水族館は謎の古代魚シーラカンスの生態を解明するために、アフリカのコモロ政府と共同で調査を実施しました。
その結果、シーラカンスの飼育までにはいたらなかったものの、日本では初めて、海底でのシーラカンスの生態をビデオに収め、シーラカンスが実は深海魚ではなかったことなど、さまざまな興味深い発見をすることができました。
古代の海ゾーンでは、このときの様子を映像で展示しています。

カブトガニ

カブトガニはカニという名前が付いていますが、クモやサソリなどに近い仲間です。現在のカブトガニ類は中生代に生存していた剣尾目の種類から、形態的にほとんど変化していません。


サメやエイの仲間

サメは約4億年前に誕生してからその姿をほとんど変えずに現代まで生きてきたことから「生きている化石」と呼ばれています。水槽内で大きな体がひときわ目立つシロワニは、鋭い歯を持ちいかにも怖そうな顔つきからどう猛な性質と思われがちですが、とてもおとなしく、主に魚などをエサにしています。


チョウザメの仲間

チョウザメの仲間は原始的な魚で、分類上は軟骨魚類に近い硬骨魚類です。体の中央に並ぶうろこがチョウの羽のようなところからこの名が付けられました。キャビアはチョウザメの卵を加工したものです。


オウムガイの仲間

オオベソオウムガイ

約5億年も昔の古生代から中生代にかけて繁栄した頭足類(イカやタコの仲間)の子孫で、現代では熱帯太平洋を中心に5種2亜種が知られているにすぎません。殻の中は「セプタ」とよばれるいくつかの部屋に分かれており、ガス交換によって浮力調節を行い、吸い込んだ水をロートから吹き出して泳ぎます。


アリゲーターガー

古代魚と呼ばれるガーパイクの中でも最大級で体長約3m、体重約140kgにもなります。ぎっしり並んだ歯とアリゲーター(ワニ)のような幅の広い口先にちなんでこの名がついています。魚以外にも水鳥や小さなカメまで捕まえて食べると言われています。