Eコーナー 伊勢志摩の海・日本の海

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日本を代表する海、暖かい黒潮の流れる熊野灘と日本最大の内湾、伊勢湾の動物を 中心に、日本の海を紹介しています。

熊野灘の魚

三重県は海に沿って南北に長い県ですが、ちょうど鳥羽を境にして、北は波静かな伊勢湾、南は黒潮のぶつかる熊野灘に面しているため、さまざまな海の生きものたちを見ることができます。
その自然の一角を切り取った大水槽では大型のハタの仲間や回遊魚が泳ぎ、岩陰には小さなカニやエビが身を隠しています。日本を代表する海、それが伊勢志摩の海です。

スナメリ

インド洋、ボルネオ海域を経て、東シナ海や日本沿岸に分布する小型歯鯨類の仲間です。体長が1.8mほどにしかならない小型の鯨で、頭が丸くクチバシと背ビレが無いのが特徴。瀬戸内海や伊勢湾に多く生息しています。


スナメリの研究と繁殖

鳥羽水族館では1963年からその生態の研究に取り組み、世界で初めて飼育下での繁殖に成功、現在は1985年に誕生したメスの「勇気」が元気に暮らしています。
また、1979年に生まれたオスの「五一」は動物園水族館協会の繁殖賞を受賞し、1987年1月20日には、オスの「No.36」が長期世界新記録を更新しました。

大型水槽2本10m×6.7m×4.5m(水量約300トン)、9m×5m×2.5m(水量約115トン)にスナメリと大型近海魚を展示しています。 スナメリ水槽には予備水槽(変形5m×1.2m水量約20トン)が併設されています。 個水槽13本(水量約4~16.4t)及び、地元鳥羽の磯を再現した水槽(水量約15t)に熊野灘の魚、冷たい海の生きもの、無脊椎動物などを展示しています。

無脊椎動物(むせきついどうぶつ)

哺乳類や爬虫類、両生類、魚類など背骨を持つ生きものを脊椎動物とよぶのに対して、背骨を持たない生きものを無脊椎動物とよびます。
学術的にではありませんが、水族館で無脊椎動物というとエビやカニ、ウニ、ナマコ、イソギンチャク、貝などのことで、この「伊勢志摩の海・日本の海」ゾーンででも多数展示しています。

フグの仲間

ヒガンフグ

体内にテトロドトキシンという猛毒をもっていますが、この毒のある部分は種類によって異なります。胃の一部が袋になっていて口から水や空気を飲み込み、風船のようにふくらんで身を守ります。


タカアシガニ

世界最大のカニで、足を広げると3mを超えるものもあります。日本特産で、水温の低い水深50~200mの海底に生息しています。


ウツボの仲間

昼間は岩陰などにひそんでいる事が多く、夜に活発に動く夜行性の魚です。ウツボは本州中部以南に分布しており、南日本で最もふつうに見られます。鋭い歯をもっていますが、毒はありません。


イセエビ

伊勢の特産種ではなく、主に茨城県以南から九州にかけての太平洋岸に広く分布しています。その昔、鳥羽や志摩地方で水揚げされたものを伊勢の商人が買い取って江戸や京都に送ったためにこの名が付いたとも言われています。