2012年6月17日の夜8時過ぎ、カリフォルニアアシカに赤ちゃんが誕生しました。今年に入ってから、フンボルトペンギン、ハイイロアザラシ、アメリカビーバー、ミナミアフリカオットセイ、そして今回のカリフォルニアアシカの誕生で、鳥羽水族館はベビーラッシュです。
16日、母親が夜に寝ないなど、出産の兆候がみられたことから、17日のお昼頃より担当者が交代で観察を行っていたところ、午後8時15分に元気な赤ちゃんが誕生しました。誕生した赤ちゃんの性別はメス、全長78cm、体重7.0kgで、現在は「海獣の王国」ゾーンの裏の水槽で母親とともに過ごしていて、授乳も確認され、とても良く鳴き元気です。しばらくの間、健康状態を見極めるため、一般公開は今のところ未定です。
母親「シルク」は普段から落ち着きがなく神経質な性格ですが、アシカショーでは華麗に演技を披露しお客さんからいつも拍手喝采を浴びている人気者です。また、父親の「ビート」は時々怒ることはあるもののどちらかというとおとなしい性格で、「海獣の王国」ゾーンで生活しています。
出産に立ち会った担当者は「普段から神経質なシルクが、上手に赤ちゃんの面倒を見ていることに驚きましたが、とても頼もしく思います。これからも順調に子育てをしてほしいです。」と話しています。
母親 | 愛称 : シルク (2005年8月3日 天王寺動物園[大阪市]より入館) 年齢 : 7歳 今回が初産 |
父親 | 愛称 : ビート (1997年5月27日 鳥羽水族館生まれ) 年齢 : 15歳 |
赤ちゃん | 性別 : メス 全長 : 78cm 体重 : 7.0kg |
* 現在、鳥羽水族館で飼育しているカリフォルニアアシカは5頭となりました。
( オス3頭 + メス2頭[今回の赤ちゃん含む] )
* 鳥羽水族館でのカリフォルニアアシカの出産は13例目
* 赤ちゃんの一般公開は未定です。