今年2月10日と17日に生まれたハイイロアザラシの子ども2頭に「オス：カカオ」「メス：マロン」というかわいい名前が付きました。

　水族館ではハイイロアザラシの子ども2頭の名前を4月24日～5月6日まで募集し、館内応募用紙586通・ハガキ81通・メール68通　合計735通という多くのご応募を頂きました。この中から飼育スタッフ全員で審査検討の結果、オスの体の色が少し褐色でチョコレートを連想させることから原料となる実の「カカオ」に、これにちなんでメスにも甘く関連する名前ということで「マロン」という名前に決定しました。ご応募頂いた名前の中で他に候補に挙がったのは、「グー、ピノ」や「ニイナやニート」といった名前などです。
「オス：カカオ」「メス：マロン」でご応募いただいた方の中から抽選で3名様にアザラシのぬいぐるみと、今後の成長を見守っていただけるように年間パスポートをあわせてプレゼントいたします。

　現在、2頭は同じ水槽で生活し、離乳後は餌のアジを一日約0.4kg～1.2kg食べ順調に成長しています。特にオスは食欲も旺盛で、体長約110cm体重約50kgまで大きくなり最近では飼育担当者と握手が出来るまで慣れてきました。一方メスはまだ人見知りするようでエサの量も少なく、飼育担当者は「名前も決まり2頭がより身近に感じるのでお互いコミュニケーションをとってより飼育担当者に慣れてもらうようにしていきたい。」と話しています。

＊2頭は「海獣の王国(屋上)」にてご覧になれます。
＊現在、鳥羽水族館で飼育しているハイイロアザラシは「カカオ」「マロン」を含め6頭です。
　（オス3頭 、メス3頭 ）