12月15日、鮮やかな黄金色のヒラメが入館し、16日より伊勢志摩の海・日本の海ゾーンで展示を始めました。
このヒラメは12月14日13時頃、答志漁港(鳥羽市)の北約2.5キロの伊勢湾で、漁師の方が小型底引き網で捕獲したものです。「長年漁師をしているが、こんな色のヒラメは見るのは初めてで、見た瞬間ビックリした。」ということで水族館に連絡を頂いた為、引き取って早速展示しました。全長は74㎝重さ約4㎏で裏側は普通のヒラメと同じ白ですが、表側は黄色っぽい黄金色で所々に黒点のような模様が見られます。海水魚の飼育担当者は、「色素が欠けたか抜け落ちて黄金色に変色したとみられるが、一部に黒点があるので、環境の変化や時間の経過とともに、普通の色に戻る可能性もあるかもしれない。」と話しています。
漁師さんはお正月を前に「縁起のいい色なので、宝くじを買ってみたい」とのこと。さてこのまま黄金色なのか普通の色になるのか?はたまた来年、大きな福をもたらすのか?いろいろな意味で今後が気になる黄金色のヒラメです。
※残念ながら12月20日の夕方、黄金色のヒラメは死亡しました。