2015年5月22日 11時47分、ミナミアフリカオットセイの赤ちゃんが誕生しました。
5月22日9時40分頃、飼育担当者がオットセイの母親が頻繁に体を動かし落ち着きがなくなるなど出産の兆候に気がつきました。その後、交代で観察をおこなっていたところ、約2時間後の11時47分に元気な赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんはメスで、体長約46cm、体重は4.0kg。産まれてすぐに動き回るなど元気な様子で翌日明け方には授乳も確認されました。現在は元気に母親と一緒に過ごしていて、しばらくの間は健康状態を見極めるため、一般公開は未定です。
(※赤ちゃんが順調に成長しており、親子の状態が安定してきたことから6月8日より一般公開を開始します。体調次第で変更になる場合もありますのでご了承ください。2015.6.5現在)
母親の「ラン」はアシカショーでも活躍する鳥羽水族館一の美人アシカで、気の強い一面もあるものの普段はとてもおとなしい性格。今回は初めての出産だったため心配していましたが、赤ちゃんを産んでからは、ショーの時とはまるで違い、すっかり母親の顔になっています。
出産を見守った担当者は「無事元気な赤ちゃんが産まれてホッとしています。ランにはしっかり子育てしてもらい、落ち着けば一般公開して皆さんにも赤ちゃんのかわいい姿を見ていただきたいです。」と話しています。
母親 | 愛称 : ラン (2007年8月18日入館 野生個体) 年齢 : 8歳 出産1回目(初産) |
父親 | 愛称 : ドン (2007年8月18日入館 野生個体) 年齢 : 8歳 |
赤ちゃん | 性別 : メス 体長 : 約46cm 体重 : 4.0kg (← 6月2日の体重は6.3kg) |
* 現在、鳥羽水族館で飼育しているミナミアフリカオットセイは11頭となりました。
( オス2頭 + メス9頭[今回の赤ちゃん含む])
* 鳥羽水族館でのミナミアフリカオットセイの出産は6例目
* 6月8日(月)より、一般公開を開始します。
(※撮影時はストロボ、ライトの使用はご遠慮ください。)
(※体調次第では予定を変更する場合もあります。)