2014年1月13日、鳥羽水族館に今年初となる赤ちゃんが誕生しました。
誕生したのはフンボルトペンギンの赤ちゃん。手のひらにすっぽりと収まるほどの大きさで、ふわふわとした毛に覆われたかわいらしい姿に、飼育スタッフからは思わず笑みがこぼれています。
13日に誕生した赤ちゃんは、体長10cm程、体重76g。びび(♂4歳)となつめ(♀11歳)というペアの間に生まれたもので、前日12日の夕方には雛が卵の中から嘴で殻を破ろうとしている行動が見られたことから、まもなく誕生する新しい命を心待ちにしていました。
巣が展示スペースの奥にあるためお客様に赤ちゃんをご覧いただくのは現時点では難しいですが、20日ほどすると巣の中から赤ちゃんが顔をのぞかせるようになります。生後、3ヶ月程で親鳥と同じくらいの大きさに成長すると、来年の夏には羽も生え換わりすっかり大人の姿へと成長します。
現在、他にも複数のペアがおり、今後2月前半にかけて順調にいけば10羽程の赤ちゃんが続々と誕生する予定です。冷たい風が身にしみる季節ですが、鳥羽水族館では春に向けて暖かくほっこりとするようなニュースが続きそうです。