4月26日14:00より「日本の川」ゾーンにある田んぼ水槽にて田植えをおこないました。鳥羽水族館では田植えから稲刈りまですべて手作業でおこなっており、田植えは毎年春の恒例行事となっています。
今回田植えを行ったのは今年入社した新人男性飼育係の田中くんと、昨年8月に入社したちょっとだけ先輩飼育係の女性、宮本さん。田中くんは3月31日に水中入社式で入社を終えてから飼育研究部の「淡水チーム」に配属され、今回が人生初の田植えとなりました。宮本さんも「淡水チーム」に所属し、小学5年生の体験学習以来、水族館では初の田植え体験となりました。
外からベテラン飼育係が見守る中、若い二人は大きな照明が釣り下がっている少し狭い水槽の細い畔(あぜ)をものともせず「水が気持ちいい」「久しぶりで楽しい」と会話しながらどんどん稲を植え、2畳ほどの面積を20分程で作業を終えました。
順調に成長すれば10月頃に300gほどのお米が収穫できる予定です。ご来館の際には、ぜひ二人が植えた稲の成長具合をのぞいてみてください。